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◆2046◆2004年【香港】 映画 2005年05月10日[14:43]
2046


◆2046◆評価★☆ 時間:130分
 
◆監督ウォン・カーウァイ◆メインキャスト◆トニー・レオン、木村拓哉、コン・リー
フェイ・ウォン、チャン・ツィイー、マギーチャン
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アジア映画の巨匠、王家衛(ウォン・カーウァイ)監督が5年の歳月を費やした
SFラブストーリー。


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クランクインしても脚本が完成されておらず、撮影しながら監督が手直ししていく
厳しい状況が続いた。
各、アジアを代表する豪華な顔ぶれ!!
そして、我が日本からはあの、キムタクこと木村拓哉。
もちろん、日本のキムタクファンからもこの作品に期待を寄せた。
災難続きで完成に5年の歳月を費やしてしまったが、カンヌ祭で上映されたものが
あまりにも木村拓哉の出番の少なさにスポンサーである日本の企業がクレームをつけた。
それにより、また新たに一部を撮り直し、バランスが見事に崩壊。
元の脚本自体がその場しのぎ的に作られ、何度も撮影中断・・。
そこに制作サイドからの無理な要求。これではあまりにも悲しい。
大幅にキムタクの出番を増やした。しかし、時間的に12~3分程しか出ていない。
ファンはさぞかしがっかりしたであろう。


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話の方も、日本の触れ込みでは、SFラブストーリーをキムタクが全面に出て、
期待の持てそうな内容だった。
しかし、公開してみれば主役のトニー・レオンの風格あふれる演技、
妖艶な魅力で素晴らしい演技のチャン・ツィイー等と比べると、
キムタクの演技は足下にも及ぶはずもない。
だから、当初のとうり、出番が少ないのは監督からしたら当然だったと思う。
大人の事情(笑)が作品のバランスを大きく歪めてしまったのは不運だ。
まぁ、撮り直したキムタクの部分は悪くはなっていないので、一応良しか?(笑)

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60年代の映像や美術、音楽はウォン・カーウァイならではの素晴らしさを堪能出来る。
しかし、いきなりこの作品だけを観ても、難解な部分が随所に出てくる。
と言うのも、実はこの作品【花様年華】の後日談的にリンクする部分があり、
更にはその前の【欲望の翼】にも繋がる。
三作をすべて観れば辻褄が合うのかもしれないが、単発で観た分にはあまりにも
モノローグが多過ぎるので、どうも歯がゆい。
よって、ゆったりした時間を描くウォン・カーウァイが好きな人以外には
全く受け付けない作品であり、睡魔が襲ってきてしまう。
SFラブストーリー的な要素は極少数であり、
過去の愛に囚われた中年男の煮え切らないさまを描いているのが話の中心である。
この気怠さがウォン・カーウァイ作品の醍醐味と言えばそれまでであるのだが・・。
見るべき所はファンなら随所にある。
華やかな女性たちの大人なファッションや映像美学・・・。
ここは割り切って、自分の好きな役者の演技を楽しむのが賢明と言えそうだ。

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